雲仙つむら農園にお邪魔しました
2025.04.18
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4月に入り、一気に春らしくなってきました。
桜も散りたくさんの花が芽吹く様子を見ていると一段と春を感じますね。
3月の中旬に、定期的にお野菜を送っていただいている、
雲仙つむら農園さんに見学に行ってきました。
見学の日は寒波が来たあとだったので肌寒かったですが、
確実に春が近づいてきていると感じる景色があちこちに見られ、あたたかな気持ちになりました。
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まずはご自宅のそばにある農機具の倉庫を見せていただき収穫後の野菜の種を保管してあるところなどを
見せていただきました。倉庫にはたくさんのコンテナがありその中には紫蘇の種や、
ヘチマの種などが乾燥されて保存されており、この後また種を蒔いて栽培していくそうです。
その他にも収穫されて丁寧に袋詰めされたお野菜たちもありました。
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それから、つむらさんに運転していただき農園まで連れて行っていただきました。
車で5分もかからない小高い丘の上に農園はあるのですが、思っていたよりもずっと農園の敷地が
広いことに驚きました。
つむらさんに伺うとはじめはこんなに広くなかったが、農園を始めてからまわりの耕作放棄地を
使っていいよと持ち主のかたからお声がけいただき、どんどん農地が広がっていったそうです。
これだけの広い土地を管理していくのは大変そうと思いましたが、とても楽しそうにお話される、
つむらさんの姿をみて、野菜作りが心底お好きでいらっしゃるんだなと感じました。
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農園に到着し、育ててある野菜などを説明していただきました。
3月の中旬でしたので色んな野菜が花をつけ始めている時期でしたが、
この花綺麗でしょ。可愛いんですよ。と花の説明をされている、
つむらさんの表情がとても優しくて、印象的でした。
畑に足を踏み入れてみて思ったのが、土がびっくりするほど柔らかいことでした。
私も田舎育ちなので、畑に入ったことは何度もありますが、こんなに柔らかい土の畑に入ったのは
初めてで、驚きと感動でした。指で押してみるとふわふわのパン生地を触っているような感覚でした。
こんなにいい土と、農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用で育てられているからこそ、
こんなに美味しい野菜に育つのだなと感じました。
ですが、猪やカラス、ヒヨドリなどの野生動物が野菜を食べてしまうこともあるそうで、
対策も大変だとおっしゃっていました。野菜作りの大変さも同時に感じました。
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農園を後にしてつむらさんの農機具倉庫のすぐそばにあるハウスも見せていただきました。
ハウスの中にはこれから育てる野菜の苗がたくさん並んでいて、かわいらしい双葉の苗たちが元気に育っていました。
そのハウスのそばには山積みにされた枯れ葉の箱が置いてあり、何かと伺うと、
つむら農園さんでは土づくりからこだわっているそうで枯れ葉から堆肥を数年かけて作成し、
苗用の土などに使用しているそうです。その他にもたくさんのつむらさんのこだわりが、
この美味しい野菜になっているのだと感動してしまいました。
つむら農園さんでは定期的に農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用のお野菜をお届けする定期便が
ありますのでぜひ一度サイトをご覧になってみてください。
つむら農園HP:https://tsuku2.jp/tsumura-nouen
つむら農園Instagram:yoshikazu_tsumura
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レストランHAJIMEでは、野菜だけに限らず食材、調味料すべてにおいてシェフが厳選し
長崎、もしくは九州の美味しいものを探して見つけたものを多く使用しています。
つむら農園さんの野菜もレストランHAJIMEではつけあわせの野菜としてたくさん登場しています。
是非、一度皆さんに味わっていただきたいです。
今回雲仙つむら農園さんには農作業でお忙しい中にも関わらず、快くご説明いただき
ほんとうにありがとうございました。