長崎冬の風物詩、「長崎ランタンフェスティバル」

2025.01.20

  • 陶々亭周辺はお正月を過ぎたあたりから、長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」の準備が始まり、活気づいてきました。今回の日誌では長崎ランタンフェスティバルの見どころや楽しみ方をご紹介します。色とりどりのランタンに迫力あるオブジェ、中国文化を感じるステージイベントにグルメ屋台まで。長崎の街が輝く、充実した内容のイベントです。

  • 「長崎ランタンフェスティバル」はもともと中国の旧正月を祝う春節祭がルーツにあり、1994年から規模を拡大。毎年1月から2月の開催期間中、新地中華街だけではなく浜町や観光通りアーケードといった市内中心部が、約15,000個のランタンと様々なオブジェで彩られます。県内外から多くの観光客が訪れ、今や10月の長崎くんちと並ぶ地域を代表するお祭りとなりました。今年の開催期間は、2025年1月29日から2月12日までとなっています。

  • なんといっても見どころは、色鮮やかな灯りのランタンやオブジェです。赤・黄・ピンクなど、会場ごとに様々な色のランタンが夜の長崎の街を照らします。期間中は各会場でステージイベントも行われ、龍踊や中国獅子舞、二胡の演奏といった催しを楽しむことが出来ます。また角煮や肉まん、ゴマ団子などの中国らしいグルメの屋台も並ぶため、食べ歩き目当ての人でも賑わいます。

  • 陶々亭から通りを一つ挟んだ向こう側は、かつて唐人屋敷跡が並んでいたエリアです。土神堂、天后堂、観音堂、福建会館という4つのお堂があり、ランタンフェスティバルの期間中は、それぞれのお堂を巡る「ろうそく祈願四堂めぐり」が開催。ろうそくを灯して祈ることで、願いが叶うとされています。ランタンフェスティバルが始まると、陶々亭周辺では地図とろうそくを持っている方をよく見かけます。写真を撮りながら散策する中で、歴史を重ねた陶々亭の建物が気になって見に来られる方も多くいらっしゃるようです。

  • 長崎ランタンフェスティバルには5つの会場がありますが、ひときわ大きなランタンのオブジェが設置されるのがメイン会場となる新地中華街会場と唐人屋敷会場です。どちらも陶々亭から徒歩5分以内とアクセスは抜群です。お部屋の中に居ても龍踊や二胡演奏、中国雑技の音も聞こえてくることがあり、長崎ランタンフェスティバルの雰囲気や余韻を感じながら、自分だけの特別な時間を過ごせます。会場すぐ近くに位置する陶々亭ならではの贅沢な楽しみ方です。

  • 陶々亭では長崎ランタンフェスティバルの期間中、特別宿泊プランをご用意しています。1泊2食付きのプランで、レストランHAJIMEにて軽めのイタリアンを楽しんでから、ランタンで彩られたにぎやかな会場を自由に散策。その後はタクシーでお迎えして長崎の夜景観光へお連れいたします。陶々亭に戻られたらあたたかいお夜食を召し上がられてください。長崎の冬の夜をたっぷりと満喫できるプラン。ぜひこの機会に楽しまれてはいかがでしょうか。